Vol−005
 

2009年6月21日(日)  永井豪記念館

初めてのロングツーリング
道の駅高岡
AM9:00
この日、バイクの師匠であるグリさんとバイクの先輩であるヒガちゃんと道の駅高岡で待ち合わせました。
おふたりともバイク歴●十有余年のベテラン・ライダーであります。
前日の夜から未明にかけてて激しい雨が降っていましたが、集合時間には画像のとおり曇り空から青空が広がり始めていました。
前日の夕方、3人でグリ師匠の車検が仕上がったCB750Fを取りに行ってのシェイクダウンと前の週にミニツーリングしたヒガ先輩のレプリカモデルTL1000と新車登録4週間で慣らしが終わった自分の山賊バンディットの3台で能登輪島方面へのツーリングであります。
ミーティング
道の駅で集合後、今回のツーリングコースを選定いただいたグリ師匠のコース説明をお聞きしました。
出発
AM9:25
コース説明と談笑後、いよいよ出発であります。
集合時よりさらに青空が広がっていて、雨の心配は無さそうでありました。
道の駅高岡から所司原を経由して富山石川県境を越しました。
県境の山道では、おふたりとも綺麗にコーナーのライン取りをされてどんどん引き離されていきました。
正直若葉ライダーの自分には、まだまだ真似が出来ません。
キャリアの差を実感すると共に怖くて泣きそうになりました。(笑)
初めて山賊のABSを作動させてビビってしまったのは、秘密です。
ツーリング風景1
バイク乗りの方は、道をよくご存じです。
ほとんど信号のない道をノンストップで快走できました。
普段ナビ頼りの自分には、初めて通る道が多かった今回のツーリングでした。
バイクだとなかなか走行中に撮影することは出来ませんが、今回嫁さんのコンデジをストラップで首から吊しておりました。
道が平坦になったところで、何枚か撮影できましたが、さすがに撮影できているのかどうかまでその場で確認できません。
道の駅白菜館
AM10:15
出発から約1時間、志賀原発近くの道の駅で初めての休憩を取りました。
この頃には、お天気も晴れて気温も上昇し、バイクに乗っていないとジャケットのせいで暑いくらいでした。
ツーリング風景
白菜館での休憩後、再び輪島を目指しました。
比較的道も平坦で交通量も増えてきてペースダウンした時に何枚か走行画像も撮影できました。
海が好き
海沿いの道を通ると磯の香りが強く気持ちよかったです。
基本的に海沿いの道が大好きな自分です。
車だと堤防で見えない景色もバイクだと視点が高くなり良く見えます。
BANDIT、直訳すると「山賊」の名を冠するバイクに乗っているのに山より海が好きな私です。
道の駅赤神
AM11:15
ここで2回目の休憩を取りました。
ここのレストハウスには、現役を終えた近くの灯台で使用されていた大型レンズが展示してありました。
蕎麦の昼食
AM11:45
道の駅:赤神から門前町の某蕎麦屋さんにやってきました。
グリ師匠が、近くまで来たら必ず立ち寄られるという蕎麦屋さんだそうです。
蕎麦の昼食
グリ師匠と同じく「十割蕎麦」の大盛りとサイドメニューとしてお品書きにあった「よせ豆腐」をオーダーしました。

よせ豆腐
蕎麦の味が判らない自分ですが、半熟豆腐(?)と表現すれば良いのか判りませんが、よせ豆腐が意外に美味しかったです。
男女の滝
PM12:35
蕎麦をいただいた後、ちょっと寄り道して男女の滝に立ち寄りました。
グリ師匠から滝の名前の由来をお聞きして納得しましたが、ネットでは書けません。(笑)

断崖絶壁海岸道路
男女の滝から再び輪島を目指しました。
しばらく海沿いの断崖沿いの道を走りました。
何年か前に車で走ったことがありますが、結構道幅も狭く何カ所かスリリングなポイントもある道です。
バイクで崖をそのまま海にダイブしたくないと思える道路ですが、ここも気持ちの良いコースです。
永井剛記念館
PM1:10
出発から昼食も含めて4回途中休憩を挟み目的地の輪島市内にある永井豪記念館に到着しました。
この日のツーリングの目的地は、まさにここでありました。
3人ともアニメがTV漫画と言われていた小学生の時にマジンガーZをリアルタイムで観ていた同じ歳であります。

永井豪先生が幼少の頃、輪島で過ごしたことがある縁で最近出来た記念館であります。

館内にて
中は、撮影禁止で画像はありませんが、マジンガーZの1/9スケールで全長2mのモデルが入ってすぐに展示されていました。
記念館自体、屋外展示を含め細長く4ブロックに別れたこぢんまりとした造りでしたが、展示内容はそれなりに濃い内容でありました。
自分的には、永井豪先生の作品は、マジンガーZを除き子供の頃は、「けっこう仮面」や「ハレンチ学園」などギャク系(?)が好きでしたが、対極を行く「バイオレンスジャック」「デビルマン」などのバイオレンス系は、好きでなかったですね。

グッズコーナーが今回ハスレでした。
陳列棚が寂しく半分近くが欠品中で購買意欲が湧く物がありませんでした。
ハイペースリターン
PM1:50に永井豪記念館を出発し、帰還の途に就きました。
帰りもグリ師匠のコース選定でのルートであります。
まだまだ未熟な若葉ライダーでありますが、輪島までの追走でほんの少しだけコーナーでのライン取りのコツも掴めたお陰か、帰りは結構ワインディングでも離されずについて行くことが出来ました。
もちろんおふたりが未熟な自分に合わせてローペースで走ってくれたお陰であります。
南に走れ海の道を
輪島から穴水手前まで裏道を一気に走ってこれました。
穴水を過ぎたところで、左右を海に挟まれたまさに海の道と言えるような裏道も走りましたが、残念ながらシャッターが切れてなかったようで帰って見てみたら画像が無かったです。(残念)
右の画像が、海の道に進入する前に偶然撮影した絵であります。
CB給油中
PM3:45
ツーリング開始から約200km走行した七尾市内でグリ師匠が給油をされました。
5月下旬に車検に出されてからここまでで300km走ってガス欠手前だったそうです。
28年選手のCB750Fですが、燃費は20km/L以上は余裕で走るそうです。
お疲れ!ヒガ先輩
前傾姿勢のレプリカモデルTL1000に乗るヒガ先輩、グリ師匠が給油中愛車の前で座り込んでおられました。
顔をのぞき込むとかなりお疲れモードでありました。
山賊も休憩中
自分の山賊は、このツーリング前日に満タンにしたので、まだこの時点では、貧乏ランプも点滅せず給油の必要がありませんでした。
心なしか走行距離と燃料計の具合から今回のツーリングは、燃費が悪そうでした。
排気量1250ccのリッターバイクの悲しさでとても20km/Lなんて走ってくれません。
道の駅いおり
PM3:45
七尾市内から最後の休憩ポイントの道の駅に到着しました。
一日天気が良かったせいか自分たちの他にも多くのバイクが停まっていました。
10分ほど談笑した後に、この日のツーリングはここで一旦解散となりました。
追走
七尾市内から続いて、いおりから氷見市内までグリ師匠の後ろを走らせていただきました。
ちなみにヒガ先輩は、お疲れモードのため七尾市内から完全マッタリモードでした。
ベテランライダーの走りを後ろから追走して見ると勉強になります。
流れ解散
その昔、元F1ドライバーのエマーソン・フィッティンバルディーが性能の悪いF1に乗っていた頃に「後ろからライバルの走りがよく見える」と言ったとか言わなかったとか聞いたことがありますが、主旨は違えど私にも判る気がしました。
近くで追走するとコーナーでの左足のクラッチ操作がよく見えましたし、加重のかけ方なども勉強になりました。
約20km程の追走で氷見市内に入り、自分は能越道から帰還するためにグリ師匠とヒガ先輩と別れました。
山賊の燃費
PM5:00
能越道・高岡ICで降りて定番のセルフスタンドへ寄りました。
いおりを出発した辺りから所謂貧乏ランプが点滅していました。
バイクの燃料系は、4輪よりも前後左右に加重がかかるためあんまりあてに出来ませんが、貧乏ランプ点滅で残り5.5Lらしいです。
いつものようにセンタースタンドを立ててスレスレ満タンまで給油しました。
今回のツーリングでは、約258km走って15.88L給油し、約16.27km/Lでした。

今回ベテランライダーのふたりのペースに付いていくために3速〜4速で走った割には、まだ燃費が良い方だと思いました。
山賊のトップギアの6速まで効率よく入れていたらもう少し燃費が伸びていたのかな?
今までの燃費で一番良かったのが、高速周回約500km走行の慣らし中に出した18.69km/L弱であります。
一般道なら山賊の燃料タンクが、19Lなので今回の燃費では、1回の給油で300kmは実質走ってくれませんね。
燃費はともかくせめて燃料タンクが25Lは、欲しいと思った今回のツーリングでした。


2009年6月24日 UP


END