2010年1月31日(日)  タイヤガーデン高岡(旧レガート)

嬉しい誤算  
入荷
ブレーキローター&ブレーキパッドの交換で一旦区切りがついたはずの第6次小改装でありましたが、直後に長年の懸案であった発電量UPの社外パーツが見つかりました。
多車種流用も検討し、昨年一度純正品を取外し、手持ちのYRVのパーツが流用できないかと研究し断念しておりました。
諦めていた社外パーツが見つかり速攻オーダーしこの日入荷しました。
今回も複合改装となり、小改装から改装に格上げとなりました。
追加改装作業  
作業開始
前日嫁さんと公開初日の「ゴールデン・スランバー」を夜中に観に行き起きれるか不安でしたが、タイヤガーデン開店直前にMYコぺ2号さんを入庫させることが出来て、さっそく作業が開始となりました。
まずは、リフトアップされ作業がしやすいようにエンジンルームの邪魔なパーツが取り外されました。
7年越しの懸案
コぺンは、電動で屋根がオープンするわけですが、バッテリーだけで開閉すると4〜5回でバッテリーがあがってしまいます。
それ故に発電機のお仕事が重要になります。
純正状態の所謂「ド・ノーマル」コぺンには、不要な心配ですが、電気をいっぱい喰う外付けアンプなど諸々装着しているMYコぺ2号さんには、AT初号機の頃から7年余りの懸案事項でありました。
純正シートヒーターやリアデフォッガーなど意外と電気喰うんですよ。
不満は不安へ
電気を喰うので、すぐにバッテリーが弱って何度も新品に交換してきましたが、根本的な解決にはなりません。
さらに昨年、ちょうど1年前ですが、電流異常によってMYコぺ2号さんの電動オープンの開閉感知センサーが逝ってしまい笑っちゃうような修理費がかかり、発電不満は、不安へと変わっておりました。
昨年の第4次〜第5次改装の際に他車種流用も検討し研究しましたが、相当なコストがかかると判り一度断念していました。
今回社外パーツが見つかり飛びついた次第です。
こんな所から
今までの改装から比べたら純正品を社外品にトレードするだけでありますが、装着場所が画像の場所だけに純正品を取り外すだけでも相当な手間であります。
ブレーキ調整
新しいブレーキパッド&ローターに交換して3週間になりますが、今回の作業でフロントタイヤを外したついでにパッドとローターの当たりを微調整していただきました。
この3週間基本的にまったく問題は、ありませんでしたが、パッドの当たりが微妙なようであります。
比較
当初エンジンルームの狭い場所に装着されているパーツと言うことで社外品と言えど純正品と同じ大きさであろうと予想していました。
純正品を外して社外品と並べてみると社外品の方がなんと大きかったです。
ちなみに左が社外品ですが、赤いプーリーの材質は、アルミ製で軽量化されているそうです。
ここにベルトが回って発電するわけですが、プーリーが軽いと発電ロス(?)が少ないようです。
(あくまでも個人的な解釈ですが・・・)

微妙にい大きいんです
計ってませんが、両手でそれぞれ持った感じ社外品の方が1kg位重い感じでした。
微妙に大きいせいで純正は、片手で持てますが、社外品は重さも微妙に重いせいで片手で持つのに難がありました。
見た目的にエンジン側に取り付けるボルト位置も変わらないように見えますが、狭いエンジンルームに収まるのか幾ばくかの不安が・・・
苦労の末にまた一難
純正品を取り外すのも一苦労でしたが、案の定社外品を装着位置にセットするのも一苦労でした。
隙間に知恵の輪のようなアクロバット的な手法でなんとか押し込みましたが・・・
一難去って、また一難。
所謂個体差要加工
苦労して所定の位置にセットしましたが、取付ボルトの穴の位置が超微妙に合いませんでした。
第3次改装で一度エンジンを下しているMYコぺ2号さんだけにエンジンマウント位置が微妙にズレているのか、純正品よりも大きい社外品だけに微妙な個体差が有るのか原因不明であります。
しかし「超微妙」なズレだけに画像の一部分を0.5mm程度削って逃げを作って「超微妙」なズレを調整しました。
社外品だけにこの程度は、御愛嬌の範囲であります。
ヤマは越した
最終的に2度社外品を出し入れして、ようやくボルト固定されました。
画像は、固定後作業のために下回りのパーツを元に戻した直後のものです。
知恵の輪のようにせまいエンジンの隙間に装着するためにエンジン直下のフロント・クロスバーも外されていました。
計測中
リフトを低くしてさっそく店長さん、テスターでバッテリーのチェックをされてからオーディオ&ナビ&ライトにフォグにシートヒーター、デフォッガーと電装品フル使用でチェックされておられました。
取りあえず純正品を社外品に交換したことでの齟齬は、発生していないようです。
スペック的に良くてもやっぱり純正品を社外品に交換するのは、心配なのでこれにて一安心。
デッドストック
我が家には、コぺンと同じエンジンを載せているクルコン・ムーブがあるのでコぺンに使用していた純正品をムーブにも転用できないかといろいろ調べてみました。
結果、コぺンとムーブの純正品の発電量は、一緒でありました。
コぺンは、電動オープンの分だけ発電量が多いだろうと思っていましたが、さすがは大阪商人が作る車だけあってコスト的にムーブと同じものをコぺンに流用しただけなんでしょうね。
またひとつ純正品のデットストックが増えました。
完成
装着に直接関係ありませんが、最初に外されたエンジンルームの上周りのパーツも付け直されて、開始から2時間余りで、作業が完了しました。
今回のパーツは、付けたから直後から劇的に効果が判るようなモノでは、無いので今後しばらく様子を見たいと思います。
最近は、まだ暗い朝6時半に出勤のためライトを付けてDVDを流しながら走っているため職場に着く頃には、電圧がかなり下がっているので、この点から効果が見えれば良いなぁと願っております。
儀式
ピットから出された後、今回の作業ではバッテリーが外されたために電装品の設定をまた一からやり直しでありました。
「リモコン・エンジン・スターター」「ウルトラメーター」「HKS・CAMP」「オーディオ各種設定」と約30分余りのいつもの儀式でありました。
改装の成果  2010年2月2日(火)
結果良し
改装作業から2日経過しました。
この間朝6時半出勤で朝晩ともライトにフォグランプ、シートヒーター、デフォッガー、エアコン作動にDVD上映と片道40分の行程を2往復しました。
画像は、この日の帰宅時にエンジンを切った直後のバッテリー電圧です。
以前は、同じ条件で電圧が12.0V〜12.2Vと不安定な電圧だったのですが、画像のとおり13.1Vを表示していました。
発電量20%UPの効果で走行中も余剰電力がしっかりとバッテリーに充電しているみたいです。
こんなに早く効果が目に見えて現れるとは、予想外の好結果でありました。
おまけ・・・
改装ネタとは、まったく関係ありませんが、この日県警本部に生まれて初めて入りました。
仕事柄、隣接する県庁には、日常茶飯事で出入りしていますが、県庁の会議室に空きが無かったのか、県警本部の会議室で午前中会議がありました。
隣の会議室では、科学捜査研究所の会議が行われていました。
田舎の警察でも科学捜査研究所なんてあったんですね。
さすがは、県警本部(?)、入館するのに入館証が必要なのを恥ずかしながらこの歳で初めて知りました。
画像は、2階から俯瞰した県警本部のロビーです。
画像左の赤いライトを点灯させた白い乗り物には、お世話になりたくないなぁと思った私です。




2010年2月2日 UP


END


       


「(C)chinashi」 【レポート中にちなしさん作成のアイコンをお借りしています】