・第８次★改装後半戦
全ては長く乗るため この日からＭＹコぺ２号さんは、第８次改装の残りのメニューを実施するため再びピットインしました。 ２号さんに乗り換えた最初の２年は、エンジンチューンとブローを繰り返していましたが、チューニング的には目標を遥かに上回る成果を出してくれました。 幾多の苦難を乗り越えて愛着の深まったＭＹコぺ２号さんを出来るだけ長く、かつスペックを維持して乗るかが今後の課題であります。
錆との闘い２ 前回の第７次改装でもサビ対策のパーツを装着しておりますが、今回は直接的なサビ対策としてボディの下回りに吹き付け塗装をしていただきました。 白っぽかったＭＹコぺ２号さんの下回りが真っ黒であります。 普通の車はボディの下回りはサビ予防で黒いのにコペンはなぜ黒く塗装されてないのだろうと前々から思っていました。 ダイハツの手抜きだろうか？ どうせ見えないところなんだから、黒っぽくてもいいじゃない。 いずれにしても定年までは無理としても丸６年になるＭＹコぺ２号さんなのであと１０年は乗りたいなぁ考えているＨＩＳＡＳＨＩであります。 そう思うとサビ対策は、ますます必須であります。
ガスケット類 ゴールデンウィーク前にオーダーしていたガスケット類であります。 今回の改装の目玉は、結果的には壊れませんでしたがオーバーヒート寸前のエンジンを念のためオーバーホールしてまだ体感できない不具合が無いかを確かめることにありました。 オーバーホールすると既存のガスケット類がダメになるので新しいものに強制交換であります。
・３年ぶりにこんにちは
御開帳 この日２００８年春の第３次改装以来、３年ぶりにエンジンヘッドが開けられました。
カーボン・たっぷり 開ける前から予想出来ていましたが、ピストンのヘッドまわりは溶けていませんでした。 予想よりも実際の目視確認で安心が強固なものになりました。 第３次改装以前は、手探りのチューニングだったので何度もブローを繰り返し右の画像の姿は、何度も目にしてきました。 第３次改装以来、３年経過しましたが重大な故障も無くＭＹコぺ２号さんも完成したと言っても過言でありません。 しかしこの３年間、１度鈴鹿サーキットを走っただけで大してエンジンを回していなかったせいか、カーボンがたっぷり付着しておりました。
部品諸々 ちなみにオーバーヒート寸前でピストンが溶けていないか心配でありましたが、もうひとつエンジン・ヘッドが熱で歪んでないかも心配でありました。 エンジン・ヘッド周辺も歪みが無く無事でありました。 今回のオーバーホールは、開けて不具合が無いかと確認するだけの作業で無事終了です。 この機会にＸ４の純正ヘッドと交換なんてことも多少考えましたが、また長い長い燃調セッティングのことを考えたら気力が失せました。 それくらい今の燃費も良く望外の高性能を得たＭＹコぺ２号さんに満足している次第です。
ＨＩＤ・フォグ 右の画像中央は、ゴールデン・ウィーク前半で修理したＨＩＤフォグの心臓部であります。 ２０００年から３年間乗っていたプログレに装着していたＨＩＤを移植したものです。 さすがに１１年も経過すると心臓部よりもコード類がフロントバンパーの裏側にあるせいで水の浸食によって腐食して故障したそうです。 コード類を交換して修理完了でした。
・再組立
お休み この日他に所用もあって休暇を取りました。 ゴールデンウィークの延長戦であります。 基本暦どおりの仕事をしているＨＩＳＡＳＨＩでありますが、今回のゴールデンウィークは、３連休が３回でありました。 所用を済ませお昼前に寄るとＭＹコぺ２号さんのエンジンの組立工程に入っていました。 前日のうちにたっぷり溜まったカーボンの除去を目的としたエンジンクリーニングが終了していました。
盤石のＸ４タービン 右の画像は、２００９年の第５次改装で装着したストーリアＸ４の純正タービンであります。 装着してから２年近く経過し３万ｋｍ以上走行しましたが、ガタひとつなく純正Ｘ４タービンの耐久性は、まだまだ盤石なものでありました。 このタービンのおかげで望み以上の高性能に加え燃費の良さも得ることが出来ました。 もうショボイ純正Ｆ３タービンなんかには、戻れません。
結局この日のうちには、エンジンの再組立は、完了しませんでした。 翌日がお店の定休日だったので、１１日にＭＹコぺ２号さんを受領し、４月当初のラジエターホースが外れたことによるオーバーヒート寸前になったことから始まり、ゴールデンウィークを挟んだ第８次改装が完了しました。 となるはずでしたが・・・

２０１１年６月３日　ＵＰ


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