2008年3月9日(日)
空っぽのエンジンルーム

この日は、午前中から昼下がりにかけてオープン仲間のみなさんとステーキランチ&お茶会を楽しみましたが、MYコぺ2号さんが右の画像のとおり動きようが無いのでZESTで参加してきました。(笑)
集まり終了後、午後からレガートにZESTのスピーカー取付に行きました。
あらためて空っぽのエンジンルームを見るとまさか自分がここまでやってしまうなんて思いもしませんでした。
外されたオイルパン

2日前からエンジン下回りの解体にオイルパンが外されていましたが、この日はレガート店長さんMYコぺ2号さんのエンジン回りやオイルパンの清掃作業を朝からエンジンの解体作業をしながら行っておられたそうです。
クランクシャフト解体

ZESTのスピーカー取付で解体作業が一時中断しましたが、スピーカー取付後、クランクシャフトの解体作業が始まりました。
そこで、大変な発見が・・・

ヤバかったメタル

右の画像のシルバーのパーツがクランクシャフトに附随するメタルであります。
過去3年と言っても前半の1年数ヶ月でありますが、MYコぺ2号さんの度重なるブローやパワーアップの影響でクランクシャフトとメタルに少しづつダメージが来ていたみたいでメタルに歪みが発生していました。
もう一度くらい鈴鹿サーキットを全力走行を1時間以上していたらメタルやクランクが逝ってしまってシリンダーブロックを突き抜けていたかもしれないとのことでした。
やって良かった不幸中の幸い

今回強化クラッチを入れるためにエンジンを降ろしていただいたのですが、ついでにエンジンを解体して総点検をお願いしたのですが、結果的にここまでやっていただいて良かったです。
現状のパワーで「定年仕様の壊れない★MYコぺ2号さん」を目指そうと考えております。
結果的に重要部品を総っ取っ換えしてオーバーホールしてもらうことになってしまいましたが、これでかなり安心と言うものです。
解体作業は、進む♪

歪みがあったので、解体作業にも拍車がかかりました。
他に不具合がないか更に店長さん、バラされて行きました。

ピストン&コンロッド解体

いよいよピストンが外されます。
一昨年2006年夏にピストンを熔かしてしまい一度交換しているので、MYコぺのエンジンから外されるのは2回目であります。
今回は、表面上は熔けていないので、素人目には大丈夫だと思うのですが・・・
案ずるがより産むが如し?

右の画像は、エンジンから外されたパーツ類を含め、シリンダーから外されたピストンとコンロッドであります。
概ね良好な状態でありましたが、実は多少は熔けているんじゃないかと年明け早々純正パーツをオーダー済みだったりします。(笑)
外されたピストンとコンロッドは、スペアパーツとしてお蔵入りです。
定年仕様のMYコぺ2号さんなので、純正スペアパーツをこれからも貯め込んで行くことになるでしょうね。
貫通(笑)

右の画像は、ピストンが外されて向こう側が見えるシリンダーであります。
自分のエンジンでは、ありますがこの光景は他人事のように不思議な感じがしました。
クランクシャフト解体

最後にクランクシャフトが外されて見事にエンジンの解体が終わりました。
これから再使用するパーツのカーボンを取り除く更なる洗浄・清掃作業を行われるそうです。

要るモノ要らないモノ

思わず昔の「笑う犬の冒険・小須田部長」を思い出しましたが、パーツの洗浄をしながら再使用するパーツを吟味して使用しないパーツをダイハツに追加オーダーされるそうです。
現時点でメタルは再使用不可なので追加オーダーされるそうであります。
ちなみにクランクシャフトも先にダイハツにオーダーして納品済みだったりしています。(笑)
これでも綺麗だそうです

素人目には、エンジン内部って汚れているもんだと思いましたが、まだ3年弱3万5千kmしか走っていないエンジンなので店長さん曰く「32GT-Rから比べたら遥かに綺麗なもんだ」そうです。
しばらくお預け

洗浄が終われば、追加オーダーのパーツも含めてすべてのパーツが揃うまで作業は、中断するようです。
特にエンジンを組み上げるには、最初に必要なメタルが入荷しないことには手がつけれないそうであります。
最近は、すんなり納まらず納期待ちのパターンが多いので、嫌な予感がしつつ、早く揃って欲しいと願うHISASHIでありました。
2008年3月12日(水)
納期案内どおり

クランクシャフトとコンロッドの間に挟むメタルがメーカー欠品中で納期未定のためMYコぺ2号さんのエンジン組立の目処が立たない中、作業が中断となっていました。
そんな中、前の月の下旬に発注していた受注生産のブツが、発注当初納期3週間の案内どおり入荷しました。
3層ラジエター

クラッチ交換するのにエンジンを降ろすことになると判った時点で「どうせエンジン降ろすなら」と検討しはじめた強化ラジエターです。
アルミ3層構造のオーダーメードであります。
パーツ業界では、有名なとこらしいので、たぶん某ショップでコペン用として販売してるのも同じなんでしょうね。(笑)
オイルクーラーと強化ラジエターで残りは、インタークーラーで冷却祭完遂なんですが、まだMYコぺのインタークーラーは、純正のままです。
祝♪メタル入荷!

メーカー納期3月末以降と知らせがあったメタルがこの日入荷してくれました。
右の画像がメタルなんですが、画像右側の3組は発注してすぐに入荷していましたが、左側の1組がメーカー補修部品として在庫欠品しておりました。
たった1組のパーツが無いだけにエンジンの組立てが出来ない現実に直面して10日余り、これで一安心であります。
新品部品群

右の画像は、今回のエンジン解体に伴い、レガート店長さんが必要と判断されてダイハツへオーダーされていたエンジン部品諸々であります。
これで組立作業が開始されます。
第2次改装の時に、インジェクターを別の車のモノに交換するのにオーダーした時も納期未定の返答があってバックオーダーをかけたら3日で入荷したことがありました。
メーカーの補修部品の在庫管理って不思議です。
作業再開は?

エンジン解体から10日余り、ビニールシートで覆われたMYコぺ2号さんのエンジンブロックであります。
これで作業再開できるのですが、折しもレガートは、この時期戦場であります。季節は、春。
スタッドレスタイヤからノーマルタイヤに交換や新しいタイヤやホイールを求めるお客さんで作業日程が立ちません。
レガートさんは、タイヤ屋さんであります。
これを避けるために1月中旬に作業の予定だったのですが、Dスポーツには、最後までたたられます。



2008.03.22.UP