「劇的」という言葉に弱い私。 2009年9月5日(土)
新たなる物欲

MYコペ2号さんには、いろんな社外パーツを装着していますが、見直してみるとなぜか某Dスポ製のボディ補強パーツが一番多く付いてます。
7月にとある自動車雑誌を見ていたら「コペン用、COXダンパー、今夏Dスポより発売」のタイトルに。
性能について踊るようにかかれている誇大広告を思わせる効能の謳い文句の1つに
「劇的に乗り心地向上を体感」とありました。
それを見て以来、ドンドン物欲心が開花していきました。

果たして効くのか?
感性の鈍いHISASHIにもこれだけ良いことが記事として書いてあれば、話半分ぐらいは効果を体験できるかと思った次第です。
意外と誇大広告的な言葉に弱いHISASHIであります。
さっそく発売日を問い合わせましたが、7月時点では、未定でありました。
お盆明けにようやくDスポのホームページに発売日や価格が掲載されていたので、速攻オーダーして発売日翌日の8月27日に届いたのが画像の物であります。
ようやくの作業

ブツは、発売日翌日には、入荷していましたが、8月末に仕事絡みの資格試験受験や旧レガートが秋にタイヤガーデン高岡としてリニューアルするその店舗改装のスケジュールの関係で9月になってこの日ようやく取付であります。
果たして付くのか? 
取付スタート
COXダンパーですが、これまでの車外に付けるボディ補強パーツと違ってシートの後ろの室内に付けるものです。
MYコペ2号さんは、2006年のオーディオ系の大改装の際に画像のリアスピーカーやサブウーハーの振動緩和のために純正の薄っぺらい隔壁(ベニア板)を1cm厚程の板で作り直していました。
取付予定位置が、画像のとおりリアスピーカーとウーハーの上の位置に近いので、どのような影響があるのか、果たして装着できるのか見切り発車でオーダーしておりました。

これで何度め?
作業のために両席シートが外された直後の画像です。
前回は、オーディオ配線の見直しのために似たようなことしましたが、ATの初号機を含めこれまで数えきれなきくらいこんなMYコペの室内の姿を見てきています。

一安心
3年ぶりに隔壁を外し始めたMYコペの画像です。
両サイドにある純正のパーツを利用してタワーバーのように装着するわけですが、取りあえず取り付ける純正パーツの位置を確認して仮合わせしてみると、まさに奇跡のようにリアスピーカーの上と数mmの余裕で取り付けることが出来ることがわかりました。
まずは、オーディオ系を大幅にいじらずにCOXダンパー装着が出来るようなので一安心でありました。
型紙

COXダンパー装着の際には、運転席と助手席後ろのプラスティックの壁の部分を切り取って装着の必要があります。
Dスポからの取付説明書に附随して、加工のための左右それぞれの型紙が付属していました。
まずは、型紙に合わせて切り取られました。
切り取り
型紙に合わせて切り取られた直後の画像です。
リアスピーカー部分に干渉せず多少の余裕がありました。
懸念材料のひとつがこれで解決したので、たぶんサブウーハーもそのまま無事に温存できると思えました。
付録のプチ物欲
COXダンパーをオーダーするときに同じDスポ製の「ダイレクトチャージ」をついでにオーダーしました。
今春に発売されて気になるパーツでありました。
ウーハーやオーバースペックの別体アンプを合わせると定格出力400Wの消費電力のせいか、すぐに電圧が低下するMYコペ2号さんであります。

効いて欲しいなぁ

X4用のF4タービンを搭載した今次改装で、概ね長年の目標を達成したのですが、MoreパワーMoreスピードを目指す者としては、謳い文句の「高回転に効く」の文字に負けました。
「溺れる者は、藁をも掴む」であります。
高回転だけでなくアクセルレスポンスや燃費も良くなるように思えるパーツであります。
いろんな謳い文句に弱い私です。
一旦撤収

COXダンパー装着には、まだまだ時間がかかりそうなので、この日はお昼前に店長さんのカプチを借りて一度帰宅しました。
とっても大変なことに。 
無事取付?

COXダンパー装着可能を確信して一旦MYコぺを預けたままレガートを離れ、夕方再度作業の進捗具合を見に行きました。
作業が進んでいましたが、MYコぺが大変なことになってました。(笑)
Dスポよ、またやってくれたか?って感じでした。
4年前、MYコペ2号さんに乗り換えた直後に発売されたDスポのオイルクーラーを購入したことがあるんですが、その際、初期ロットの取付部分に致命的なミスが有って、どうやっても取付不可能でありました。
その時は、Dスポもミスを認め交換となった経緯がありました。
形状が・・・

今回上の方で切り取りの型紙の画像も載せていますが、型紙にの切り取り面積に問題がありました。
切り取った面積では、ダンパーが綺麗に納まらず、さらに同じくらい切らないと取り付けできなかったそうです。
どうやらボディ側に取り付けるステーの大きさが試作段階と違うようです。
以前見た雑誌の画像と比べてみても画像以上に切り取った面積が大きいとわかります。
附属してきた型紙の面積は、きっと試作品を元に作られていたんでしょうね。
形状が・・・

これは、予想外のことでしたが、でもそれほど大した問題では、ありませんでした。
密かに予想しておりましたが、3年前のオーディオ改装の際に1cm厚の板で作り直したトランク側の隔壁がCOXダンパーと干渉して付かなかったそうです。
そのため見事に隔壁が2分割されて作り直されていました。
3年前に隔壁を厚板で作り直した理由は、搭載したチューンナップウーハーが純正ベニヤ板では、共鳴を起こしてうるさくて意味を成さなかったからです。
第75回レイト観賞会「BALLAD・・・名もなき恋の歌」 
たつや号・お預かり

この日、閉店間際にたつやさんと合流しました。
たつや号、翌日の作業に備えて、この日の晩は、MYコペと入れ替わりで。

イオン・高岡
第5次改装ネタとは、関係ありませんが、旧レガート閉店後たつやさんと映画を観賞しにイオン高岡にやってきました。
カプチをレガートで預けられたたつやさんは、店長さんの代車・カプチであります。
この日公開初日のBALLAD(原作:クレヨンしんちゃん・・・嵐を呼ぶあっぱれ戦国大合戦)を観賞しに来ました。
2009年一番公開を楽しみにしていた映画であります。

ほぼ原作どおり
しんちゃんファミリーの設定を別家族に変えている以外は、ほぼ原作どおり(95%)の展開でありました。
唯一クレしんで有った脇差しの作法「キンチョウ」が無く、ラストの脇差しの展開に繋がらないのが不満でありました。
アニメと違って実写だとやはり役者さんの表情でより伝わるモノがあり、クレしんに感動して自ら実写化を果たされた山崎監督の執念を感じました。
山崎監督&白組と言えば「3丁目の夕日」に使われたVFXの素晴らしさでありますが、BALLADでは、背景はVFXなんでしょうが、それ以外はどこにVFXが使われているのか判らないくらいでありました。
「3丁目の夕日」よりさらに技術が進化したんでしょうね。
面白かったです
またエキストラを大量に使用した合戦シーンも見事に尽きました。
昔、角川映画でカナダで8千人のエキストラを使って川中島の戦いを再現した「天と地と」という映画がありましたが、あれ以上の迫力ある合戦シーンでした。
また原作の良さを損なわずに、違うシーンもいくつか有り、実写のリメイクならではの映画でした。
前日、クレしんを観て予習して観賞しましたが、判っていてもラストやもう1ヶ所のシーンでホロリとしてしまいそうになり、期待を裏切らない作品で満足した次第です。
たつや号★作業完了♪ 2009年9月6日(日)
クラッチワイヤー

翌日午後から旧レガートへ行きました。
すでにたつや号の作業が終了していました。
7月末にMYコペ2号さんもクラッチワイヤーが逝ってしまい交換しましたが、たつや号も今回クラッチワイヤーが逝ったみたいで、症状は、MYコペよりも重症でありました。
首の筋・3本
画像は、交換して外された古い方のクラッチワイヤーです。
十数本あるワイヤーのほとんどが切れていてわずか3本だけで繋がっていました。
逝く時は、あっと言う間

MYコペは、ドライバーの運転技術が下手なので4年と数カ月でクラッチワイヤーがバカになってましたが、たつや号は、たつやさんが所有されてから初めての交換だそうです。
逝く数日前までは、なんともなかったそうで、あっと言う間にクラッチペダルの動作範囲が狭くなってギアチェンジがしにくくなったそうです。



2009.09.11.UP